宅建士におすすめのダブルライセンス5選

宅建士と相性の良い資格は

・賃貸不動産経営管理士
・FP3級
・日商簿記3級
・第二種電気工事士
・福祉住環境コーディネーター

以上5つです。どんな資格か、なぜ相性が良いのかそれぞれ解説していきましょう!



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賃貸不動産経営管理士

賃貸不動産経営管理士(以下、賃管士)は主に賃貸アパートやマンションの賃貸住宅の管理に関する知識や技能、倫理観を持った賃貸住宅管理に関する国家資格です。

宅建士は客付けや契約など入居前の業務がメイン、賃管士は設備の維持管理や住民同士のトラブル対応といった入居後の業務がメインといったイメージです。

また、賃貸物件のオーナーさんに設備の改修を提案を行ったりして資産の有効活用を促すなど、賃貸住宅の貸す側、借りる側の間を取り持つ重要な役割があります。

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また、賃貸管理業の「業務管理者」の要件となる国家資格として認められています。


FP3級

FP3級(3級ファイナンシャルプランニング技能士)は、生きていくうえで必ず必要になる「お金」のさまざまな悩みをサポートし、解決策をアドバイスする専門家です。

人生にはマイホームを建てたり、結婚や出産、進学、退職などいろいろなイベントがあります。また、保険や税金の支払い、金融資産を形成するための投資など、すべてに「お金」がかかります。FPはそういった「お金」の流れを見越して将来のプランを立てたり、家計の見直しを提案したりします。

独占業務はありませんが、不動産は住宅ローンや税金、相続と密接に絡みます。FP資格には顧客との対話で必要とされる知識が詰まっています。

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一般的な教養としては3級程度で充分かと思いますが、お仕事で使うなら2級は取っておきたいところです。

FP3級をオススメする理由はこちらの記事にも書いてありますのでご参照くださいませ。


日商簿記3級

簿記を学ぶと、金銭感覚を身につけることができます。どこにどれだけお金を使うか?使わないか?の判断が明確になります。無駄なお金を使わないようになります。

宅建士の立場に置き換えると、お客様の購入資金やローンの相談などにもより具体的なアドバイスをすることができるようになります。

そして財務に関する書類、財務諸表が読めるようになります。取引先の経営状態を分析することができるようになり、自社にとってリスクの少ない選択ができるようになります。

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宅建業は比較的独立開業がしやすい業種です。簿記の知識があれば、自分が経営層になった時に、自社の経営上の問題点を数字で把握することができるようになり、より安定した経営基盤を築くことに役立つでしょう。


第二種電気工事士

宅建士とホントに相性の良い資格?と思われそうな資格ですが、これが意外と使えます。

建物には照明などに多くのスイッチ等が使われています。人が頻繁に触る部分ですから、じっくりと見ると結構汚れていたりします。

もしあなたが第二種電気工事士の資格を持っていたら、部材代だけでプチリフォームが出来ます。もちろん自社物件だったり、大家さんとの関係性にもよると思いますが、少しでも経費をさげて会社の儲けに貢献したり、反対にお客様の修繕費用を減らしたりすることも出来ます。

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現代の建物はオール電化などの普及で、電気設備が多く使われるようになっています。物件の管理業務や買取再販などに携わる宅建士なら、持っておいて損はない資格だと言えるでしょう。


福祉住環境コーディネーター

日本は世界でも類を見ない早さで超高齢社会に突入しており、あらゆる業種で高齢者を意識せずにビジネスを展開することは難しくなっています。

住宅に関しても、高齢の方や障がいをお持ちの方の住みやすさ、ニーズ意識した住環境が求められています。

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医療、福祉、建築について幅広い知識を身につけている福祉住環境コーディネーターには、その総合的な知識を駆使してあらゆる専門家(建築士や医師、ケアマネジャー、介護士など)をつなぎ合わせ、高齢者や障がい者のさまざまなニーズに応える理想の住環境を提案、実現することが期待されています。

福祉住環境コーディネーター資格を取得し、物件管理の委託を受けている物件のオーナーさんに対して「高齢の方や障がいをお持ちの方のニーズに即したリフォーム」を提案する宅建士もちらほらといらっしゃいます。建築会社に在籍する宅建士さんにも有資格者が多いですね。


まとめ

いかがでしたか?意外な資格も入っていましたか?

一般的に宅建士と相性の良い資格は、行政書士、司法書士、土地家屋調査士などの士業が名を連ねますが、これらの資格と宅建士を兼業している方は稀です。知識的には相性が良いと思いますが、実務では…。

今回紹介した資格は、「宅建士の業務を拡げる資格」という目線で選びました。意外に思われるかもしれませんが、設備系や技術系の資格でも「建物を扱う」という点では関連がありますからね。

資格は無数にあります。まだまだ他にも宅建士と相性の良い資格があるかもしれませんね。

例えば浄化槽管理士なんて資格も広い意味で建物に関わる資格ですね。





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