昨年、宅建士試験に合格した経緯を振り返ってみて、
「これは有効だったな」と思ったことを3つ綴ってみたいと思います。
①過去問総当たり
資格試験の勉強の王道は過去問学習です。
これはほぼ全ての資格試験で共通する勉強法です。
よく出題される論点を知ることによって、効率的な勉強につながります。
資格試験において過去問は、地図のような存在と言っても過言ではありません。闇雲に試験という大海原に出航するのは危険すぎます。
大手資格スクールの頻出問題集や分野別問題集を何周もして、よく出るところを炙り出すようにしてください。ちなみに私はLECの宅建士合格のトリセツ厳選分野別過去問題集を10周しました。
もちろん、分野別問題集は良問揃いですが、全問題が掲載されているわけではありません。
そこで、宅建試験過去問道場で過去問総当たりをおすすめします。このサイトは過去26回分の試験問題が掲載されており、法改正等にも対応して改定されています。また、学習履歴や達成度も知ることができるので、全受験生におすすめです。
全てを解くことは困難だと思いますが、私は79%くらいの正答率でした(4412問中3496問正解)。
②模試を受ける
自分の今現在の実力を知るためにも、模試は受けることは重要です。
私はLECの「0円模試」、LECとTACの書籍版模試、LECの全国統一模試を受けました。
5月に0円模試、8月くらいに書籍模試、9月に統一模試を受けました。
8月に書籍模試をやり始め、まったく合格点に届かないことに焦りました。合格するためには満点必須の宅建業法で誤答の連発。間違えてはテキストに戻り、類似過去問を解くといった勉強を続けました。
この8月の勉強が一番キツかった思い出です。
そして9月のLEC全国統一模試は、LECの神戸本校で受験しました。
本試験と同じタイムスケジュールで進行し、試験後はすぐに解答発表、解説と続きました。結果は39点。もしかしたら合格できるかも、と感じた瞬間でした。
③図書館で勉強
試験勉強はほとんど自宅でしていましたが、8月の後半から試験前の土日のどちらかは地元の図書館で勉強していました。
とは言え、妻に家事育児のすべてを任せて1日図書館に籠れるほど世の中(妻は)は甘くありません。
休日の朝は家族の朝食を作り、洗濯機をフル回転させながら屋内の掃除。「お昼ごはんはテイクアウトで何か買ってくるわ」という名目で10時開館の図書館へ。
だいたい2時間で2年分の過去問や予想問題を解いてから食べ物を買って帰る生活でした。
帰宅してからも隙間時間を見つけて過去問道場をカチカチ。
夜も娘の寝かしつけが終わってから2時間くらい勉強しました。
キツかった~
まとめ
宅建士試験は、「頑張れば報われる」試験です。
難しすぎて太刀打ちできない!というほどの難易度ではありません。
実生活に役立つ勉強として、一定期間集中して勉強するのも一興かと思います。
合格の喜びは集中の度合いに比例します。
宅建士試験は「頑張れば報われる試験」だよ!
宅建士試験は
①民法
②宅建業法
③法令上の制限
④税・その他
に大別されます。
中でも宅建業法は全50問中20問を占める最も重要な分野です。
まずはこの分野を満点とる勢いで勉強しましょう。とにかく暗記です。何度も過去問をやれば覚えてきます。覚えにくい時はyoutubeで棚田先生を見ましょう。ほとんどの疑問点は消えると思います。35条書面の記載事項の歌は名作ですよ!
このブログを見た受験生の皆さんが合格することを願っております!
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