50代からでも挑戦できる!未経験者でも取れるお手軽資格6選

人生100年時代!なんだか周りは「リスキリング」だなんだと騒がしいぞ。

「リカレント」や「生涯学習」、「学び直し」や「スキルアップ」、意味はそれぞれちょっとずつ違うみたいだけれども、要は「人生は学びの連続」ってことやな。

「よっしゃ、学び学び。。。と、とりあえず資格でも取ろかいな」って方に向けて書いた記事です。

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50代からでも挑戦しやすい資格の魅力

資格取得が50代の人生に与える影響

50代から資格を取得することは、人生に多くのプラスの影響をもたらします。

例えば、新しい分野への挑戦を通じて刺激を受けたり、自己肯定感を高めたりすることができます。メンタルの健康はフィジカルの健康にもつながりますからね!

そうそう、老後2,000万円問題とか怖くないですか?定年後も生計を立てる手段を見つけたいという方にとって、資格は安定した収入源へとつなげる大きな鍵となります。

さらに、資格を取得することで、これまでのキャリアの延長線上だけでなく新たなキャリアを築く可能性も広がります。

未経験者におすすめの理由

資格の中には特別な経験を必要とせず、未経験者でも挑戦しやすいものが多数存在します。

また、50代になると人生経験や社会的なスキルが豊富であることが大きな強みとなります。強みは若さだけではありません!

これらの強みを組み合わせることで、資格取得後にスムーズに新しい分野で活躍することが可能です。

さらに、資格を取得するプロセスを通して、新しい知識やスキルを習得する充実感も得られます。

「向かない資格」に挑戦しようとするよりも、未経験者でも学びを実感できる分野に挑戦する方が効率的で成果を実感しやすいでしょう。

再就職やキャリアチェンジにおける資格の重要性

再就職やキャリアチェンジを考える50代にとって、資格は大きな武器となります。

50代、丸腰で転職…考えただけでも恐ろしくないですか?

例えば、宅地建物取引士や登録販売者のような業務独占資格を取得することで、特定の分野でのニーズに応えることができます。

また、資格を持つことで転職市場での信頼性や競争力を高めることができるため、企業側からも「この人は即戦力だ!」と評価されやすくなる傾向があります。

さらに、資格取得に伴う努力は、面接や採用時にアピールポイントとしても活用できるため、キャリアチェンジの際にポジティブな印象を与える重要な要素になります。頑張れる人は会社に良い影響を与えますからね。

50代におすすめの職場に直結する資格

宅地建物取引士:安定した需要と高い汎用性

宅地建物取引士、通称「宅建士」は、不動産業界で幅広く活躍できる国家資格です。

不動産取引のスムーズな進行に欠かせない存在であり、その重要性から常に安定した需要があります。従業員5人に対して1人の宅建士を置くという法的な必置義務もその需要を大きく支える要因です。

50代の人生・社会経験やコミュニケーション能力は、不動産の分野では非常に高く評価される部分ですので、意外なくらい強みになります。

宅建士は受験資格が特に必要ないため、未経験者でも挑戦しやすいのが魅力です。また、合格率は15~17%と難易度はありますが、しっかりと取り組むことで独学でも取得可能です。ちなみに私も独学で受験しました。

不動産業界だけでなく、金融機関や建築関係、独立開業の場でも活かせる汎用性の高さも注目すべき特徴です。

登録販売者:ドラッグストアで活躍できる資格

登録販売者は、一般用医薬品(第2類・第3類医薬品)を販売するために必要な資格です。

文部科学省が表示している「国家資格一覧」には記載がなく、総務省の「国家資格一覧」には記載があるので、はっきりと「国家資格である」と言い切れないもどかしさはありますが、国から認められている資格ではあるので信頼性は高いと言えます。いわば公的資格と呼ばれるジャンルになります。

この資格の取得は、50代が転職や再就職などで安定した収入を得る上で役立つ選択肢です。特にドラッグストアや薬局など、医薬品を取り扱う現場で活躍できるため、超高齢化社会において需要が高い職種です。

試験の難易度はそれほど高くなく、体力的負担も比較的小さいため、50代でも挑戦しやすい資格です。

医薬品を通して人々の健康をサポートするというやりがいも大きく、ライフステージの変化に合わせた新たなキャリアとしておすすめです。

ファイナンシャルプランナー:家計のプロフェッショナルを目指す

ファイナンシャルプランナー(FP)は、個人や家庭の資産運用やライフプランの相談に応じる専門家です。

FP業務自体は誰でもできますが、「ファイナンシャルプランニング技能士」を名乗れるのは国家検定合格者のみです。

50代になると、自身の生活や退職後の資金計画を考える機会が増えるため、実生活にも直接役立つ資格です。特に家計管理や年金、保険などの知識を高めることで、自信を持って人々の相談に応じることができるようになります。

FP資格は独立開業を目指す方にもおすすめです。また、金融機関や保険業、不動産業界などの職場で重宝される資格でもあり、再就職やキャリアチェンジにも有効です。

高い専門性を持つFP資格を取得することで、他者との差別化を図ることができ、安定した収入につながるでしょう。

取り組みやすい短期間で取得可能な資格

介護職員初任者研修:高齢化社会で役立つ資格

超高齢化社会が進む日本において、介護職員初任者研修即戦力として非常に需要が高い資格です。

この資格は、介護の基本的な知識や技術が学べるもので、特に50代の方が未経験から介護業界に挑戦する際に適しています。養成講座は最短1か月ほどで修了可能で、体力的な負担が心配な方も実践に入る前に基礎をしっかりと学べるため安心です。

また、取得後は訪問介護や施設スタッフとして働く場が多く、長く需要が続く職種の一つです。介護の分野は常に人手不足状態ですので、求人は非常に多いと言えます。

50代からキャリアチェンジを考える方にとって、コミュニケーション力や人生経験を活かせる魅力的な選択肢といえます。

より安定した求人や待遇を求めるなら、介護福祉士にチャレンジしてみるのもオススメです。

簿記3級:初心者向けの会計資格

簿記3級は、会計の基本を学ぶのに最適な資格であり、特に事務職や経理職を目指す方におすすめです。

50代で未経験から挑戦しやすく、在職中のスキルアップや転職活動でも強みとなります。受験勉強に必要な時間は約50~100時間ほどで、短期間で取得可能な点も魅力です。

この資格は数字や記録の管理が得意な方に向いており、パソコンを使う会計ソフトにも応用できる知識が身につきます。

ただし、転職市場では簿記2級の価値が高いので、3級から2級へステップアップしたほうが強みになります。

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト):事務職で強みになる

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)は、ワードやエクセルなど、マイクロソフトオフィス社の製品に特化した操作技術を証明する民間資格で、パソコンスキルを求められる事務職や営業補助職で一定の評価がされる資格です。

この資格は試験範囲が明確なため独学もしやすく、50代でも短期間で挑戦できる特徴があります。また、育児後の再就職を目指す方や、これまでパソコン操作を本格的に学んだことがない方にもおすすめです。

MOSは、即戦力になるスキルを証明できる資格ですが、この資格だけではあまり大きな武器にはなりません。現在事務職で勤務していれば職場での効率改善や仕事の正確性向上には役立ちますが、50代におけるキャリアチェンジ、転職には余り役立たないでしょう。

しかし!今やパソコンはどんな職場にも導入されているツールと言っても過言ではないでしょう。若い世代は当たり前のようにパソコンを使いこなしますので、「あの人全くパソコンを使えないんだよ」と陰で囁かれるより、「お?この人、意外とパソコン使える人なんだな」と思われた方が良くないですか?

就職・転職のために取得するというよりも、一つのスキル・強みを身につけるという気持ちで勉強するのが良いかもしれません。

資格取得に向けた具体的なステップ

資格取得までの時間と費用を見積もる

資格取得に向けて最初に取り組むべきことは、目標とする資格に必要な勉強時間と費用を把握することです。50代の方にとって時間管理は重要であり、無理のない計画が成功の鍵となります。

例えば、宅地建物取引士や登録販売者は約200~500時間の学習が必要と言われていますが、もっと短時間で取得可能な資格もあります。まずは自身の生活スタイルに合わせて、どれくらいの時間を学習に割くことができるかを明確にしましょう。

また、通信講座やテキスト代の費用、受験料なども見積もり、事前に必要な資金計画を立てることで無理なく進めることができます。

通信講座や資格スクールの活用方法

効率よく資格を取得するためには、通信講座や資格スクールの利用が効果的です。特に50代から初めて挑戦する方は、独学よりもサポート体制の整った学習環境を選ぶことで、挫折を防ぐことができます。

通信講座は自分のペースで学べる利点があり、時間が比較的取りにくい方にはおすすめです。一方で、資格スクールは対面での指導や他の受講生との交流ができるため、モチベーションを維持しやすいといえます。

無料体験や口コミを参考に、自分に合ったサービスを選び、継続しやすい環境を整えることが重要です。

資格取得後の活用例と収入アップの事例

資格取得後の具体的な活用例としては、新しい職種への転身や収入アップが挙げられます。

たとえば、登録販売者の資格を取得した場合、ドラッグストアや調剤薬局での勤務が可能になり、安定した収入が期待できます。

また、簿記3級を取得すれば、小規模な企業の経理業務に携わる道が開けます。さらに、ファイナンシャルプランナーの資格を活かして個人相談業務を行うことで、独立や副業として働く人も増えています。

50代からでも挑戦しやすい資格は即戦力として評価されるため、資格取得がダイレクトに年収の向上や更なるキャリアアップにつながる可能性があります。


いかがでしたか?ご自身に合いそうな資格はあったでしょうか?

人間の学びは資格だけではありません。仕事や資格にまつわること以外でも、ちょっとした興味を学びに昇華させることができれば、人生はより豊かになることでしょう。

ヘンリー・フォードの言葉です

20歳であろうが80歳であろうが、学ぶことを止めてしまった人は年老いる。学び続ける人はいつまでも若い。


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